最新医療・高度医療は大切です。ただし、“街の動物病院”として日々感じている事は、日常の生活習慣の中で起こってくる様々な「軽い症状」や「些細な事故」から、思わぬうちに重症化しているケースが少なくない事です。「少し元気がないけど、犬猫は強いはずだから様子見た方が良いって聞くし・・・」、「吐いて治すって聞くから、様子見てみよう・・・まだ散歩も行くし」、「鼻が濡れているから大丈夫らしいよ・・・」というように、日本には独特の間違った常識が根付いております。話すことが出来ず、家族同様のワンちゃんネコちゃんも本能で生きる動物です。どんな辛さも苦しさも我慢できる範囲なら、飼い主さんにさえ何も漏らさずにけな気に耐え忍んでいます。そして我慢の限界を超えて、ようやく「軽い症状」を知らせてくれます。このように動物達が強いというより、早期発見〜早期治療が非常に難しいと思ってください。(人間は、軽い自覚症状を些細なうちに家族や仲間〜医者に直ぐに伝えて、早期発見〜早期治療ができる唯一の動物なのでしょうね。鼻が濡れてるかどうかで判断できるほど、単純じゃあないですよね。)
何か軽い症状にお気付きの際は“どんな些細な心配事でもご相談ください”・・・これが動物達での早期発見〜早期治療のコツだと考えています。
獣医大学・動物看護、トリマーの学生さんへ
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